ドイツで出産した直後の病院での光景はきっと忘れない...
まだお腹がだるんだるんの女たちが産まれたばかりの赤子を抱っこしながら” 普通に ” 闊歩する姿を…!!!
(...おいおい、私も負けてらんねーぞっ)
◯撃の女型巨人を彷彿とさせるドイツ人ママ達を尻目に、摺り足で歩くのがやっとな私なのでした。。。
〜初産回想〜
ちなみに、私の初産は本陣痛から約8時間、切開も裂傷もなく、いわゆる安産でございました!でも立ってるのも座ってるのもとにかく辛い。腹筋は使いたくても使えない感じ。
なのに他の母ちゃん達は産んですぐからあんなに歩けるなんて、まじでビビりました。
人種の違いです。絶対。
そう!人種が違う、体の作りが全然違うんですよ!!
ということで、今回は母乳に良いとされてる食べ物について。
日本では、葉もの野菜、みそ汁、白身魚とか良いんですよね?! ←調べてから書けー
実際私の母乳は葉もの野菜とみそ汁のお陰で出るようになったと断言できます!
こちらの病院ではビュッフェ式の朝食と昼食があるんですが(夜だけは配膳)、新鮮な野菜なんかほとんど無くて(厚切りの生人参が放置されすぎて表面に白い粉がついてたw)、あるのはパン、バター、チーズ、ハム、ヨーグルト……です。 ←えっ
あまりにも酷いんで、日本から手伝いに来てくれた母にお願いして和食を作って病院に持ってきてもらったり、帰宅後も和食を食べていたら徐々に出るようになりました♪
結局、卒乳まで完母でいけました。
日本人の私からすれば、この病院食は嫌がらせレベル。
…なんですが、ドイツ人には乳製品は母乳にうってつけのようです。
彼らは乳腺の数が少なく、太いんだそうで、ガバガバ出ちゃう問題があるんだそう。
そのために、こってりねっとりした母乳にするために、生クリームトルテを勧める助産師もいるほど。
そして栄養面でも、カルシウムを補うという目的で乳製品を摂りましょうということらしいです。日本だったら低脂肪牛乳・ヨーグルトか小魚ですかね。
一方、日本人なんかは乳腺の数がめっちゃ多くて一本一本が細い。
だから脂質過多の食事は御法度!乳腺が詰まって乳腺炎になりやすいんですって!
(ちなみに、日本人女性は乳腺が細くて多いことから、マンモグラフィー検査に引っかかりやすいとどっかで読みました。なるほどねー。やったことないけど。)
その他、ドイツで一般的におすすめされる食事内容は
- 葉酸は トマト、全粒粉製品、オレンジ などから。
- ヨウ素は、塩に入っているので、パンと塩、週2回は魚を。
- お肉からは 鉄分、亜鉛、ビタミンB が摂れるので、週に3回は肉。
- 果物と野菜をいっぱい摂ろう。
- パンやパスタなどは全粒粉のものを。
って感じらしいです。
おおお、ドイツで魚を食べる人間がどれほどいるのか。扱ってるお店めっちゃ少ないよ。手に入れづらいんですけど。
そういえば日本では小麦粉自体、控えた方が良いって読んだ気がする ←調べてから書けー(2回目)
まぁ、パンの国ですもんね!さーせん。
実際、ドイツで授乳期を過ごした私の食事内容はというと、
最初の頃は
白米、豆腐とネギとわかめのみそ汁、春菊やツルムラサキのおひたし
を常に食べてましたね。
お陰で乳腺炎もなくなりました。。。
んで出が良くなって、詰まる心配がなくなった頃には、
朝はしっかりずっしり、ゆで卵とドイツパンにバター塗って、チーズとハムのせたものをいっぱい食べてました!
夜は和食でしたけど。
食文化の違う国で自分に合った食事ができるのは嬉しい限り。
もしカザフスタンに嫁いでたら肉しか食べてないのかなー
もしインドに嫁いでたらスパイシーな母乳出てたかなーとか想像したりして。
マグカップにそれとお湯注げばみそ汁できるんで!